今年も虫が気になる季節がやってきました。
お家の中に蚊が入り込んだりコバエが気になったり…
殺虫剤や虫除けを使えば1発ですが、文鳥のような小動物がいるご家庭では悪影響が心配ですよね。
最近では横浜小鳥の病院の海老沢先生がこんなツイートをしていらっしゃいました。
殺虫成分ではなくコバエ鳥の誘引剤が原因になった可能性が高いとのことですが、この事案からもわかるようにどこに事故の元があるかわかりません。
人間や犬・猫が大丈夫でも小鳥には有害というものもたくさんあります。
今回は文鳥を飼っている時に使える虫除けと、使ってはいけない虫除けをご紹介します。
※安全だと思われるもの、我が家でも使用しているものをご紹介していますが文鳥にも個体差があります。
使用は自己責任でお願いいたします。
【OK】文鳥がいても使える虫除け・害虫駆除グッズ
鳥用虫よけスプレー「ガードバード」
無農薬の天然ハーブを原材料にしている虫除けスプレーです。こちらは人間用というより鳥用に作られていて、ケージないの害虫(蚊、ノミ、ダニ等)からガードしてくれます。
ということは、人間がお部屋に使っても大丈夫。
鳥に無害なハーブを使用しているのでアロマテラピー効果もあり、文鳥のストレス解消にも役立ちます♪(ちなみに人間用のアロマ製品は小鳥に害があるものもあるので使用を控える方がベターです。)
ちなみに小鳥以外にも、小動物や爬虫類にも使えます。
KINCHO「ゴキブリが動かなくなるスプレー」
ここ数年登普及してきた害虫を凍らせるタイプのスプレー。-85℃の冷気が吹き出して害虫を動けなくさせます。殺虫成分が入っていないので、文鳥がいても安心して使用できます。
また噴射後に床にスプレーが残ってもベタベタせず、放鳥しても安心です。
(拭いた方がいいけどね…!笑)
【NG】文鳥がいるお家では使用NG!な虫除け・殺虫剤
ゴキジェットプロなどの殺虫剤
害虫駆除のスプレーとして最もスタンダードなゴキジェットやゴキファイターなどの殺虫剤には「イミプロトリン」という成分が含まれています。
これは鳥には影響がほとんどないといわれていますが、個体によっては影響を受けてしまうことも。
飼い主としてはやっぱり心配ですよね。
壁や床にも付着するので、放鳥時に体についてしまうことも考えられます。文鳥を飼っているご家庭では一般的な殺虫剤は使わない方が無難です。
バルサンなどのくん煙剤
大掃除の後や、お引越ししたばかりのお家ではまず最初にバルサンで害虫駆除と予防をする方も多いかもしれません。
実際に説明書を確認してみたところ、
使用する際には、ペット類(犬猫・ハムスター・うさぎ・小鳥など)を部屋の外に出し、使用後に数時間ほどしっかり換気をしてから家の中に戻す。
と書いてありました。
指示通りに使えば大丈夫、ということだと思いますが、裏を返せば
「空中に成分が待っている間は吸い込むとやばい」ということでは…?と思い、使用を控えました。
まとめ
いかがでしたか?今回は文鳥がいるお家でも使える虫除け・使えない虫除けをご紹介しました。
使えないとご紹介したものも、説明書には「時間を開ければ大丈夫」とされているものも多く見受けられます。
メーカーのお墨付き通りほとんどの場合は大丈夫だとは思いますが、少しでも不安のある危険な賭けはするべきではないなと思います。
なにせ命がかかっていますから…
過保護くらいがちょうどいいのかな、と思って日々生活しています。
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