【夏は要注意】文鳥の熱中症について【症状と対策】

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基本のくらし

文鳥の熱中症

今年の夏も暑くなりそう!

文鳥も熱中症になるから油断しないでね!対策を紹介するよ!

もちろん文鳥も熱中症になります。文鳥は室内で飼育している方が多いと思いますが、夏以外でも注意が必要です。


熱中症とは、体温調節機能が上手く働かなくなったり、体内の水分や塩分バランスが崩れることで起こる、めまい・けいれん・頭痛・意識障害などの症状を言います。

引っ越しなどで環境が変わった場合は去年とも対策が変わってくりこともあります。毎年の暑さや状況を見て対策を変えていくことが大切です。熱中症を避ける方法と、なってしまった時の処置方法をご紹介します。

文鳥たちが熱中症になる原因

文鳥が熱中症になるような状態は以下の通り。自分の家の環境が該当していないか是非チェックしてください。

  • 水分がとりにくいケージレイアウトになっている
  • 風通しが悪い場所にケージが置いてある
  • 直射日光が当たる場所にケージが置いてある

熱中症は脳やそのほかの臓器へ大きなダメージを与えてしまいます。未然に防いであげることが重要です。

 



熱中症の主な症状

熱中症&脱水を起こした時の我が家の子の様子。このような姿になり、声をかけても反応が鈍いです。

あれ?もしかして熱中症?と思った場合、以下のような症状が出てきます。確認してみて該当項目が多くある場合すぐに対処が必要です。状態が重い場合は病院の先生に相談を仰ぎましょう。

  • 開口呼吸、促迫呼吸:浅く早い呼吸
  • 縮羽:体をシュッとさせて脇を上げている
  • 開脚:足を伸ばしてももひきが丸見えになっている
  • 伸首姿勢:首を上に持ち上げている
  • 声をかけたりケージに手を入れても反応が鈍い
  • 目を閉じている、シパシパしている

見た目の特徴は上記の通りです。この状態になっていた場合、すぐに涼しいところに移動させお水を与えましょう。ただし、この状態よりさらに悪化している場合は、脱水症状を起こしていることもあり羽を膨らませることもあります。悩んだ場合は自己判断せず、速やかに病院に連れていきましょう。

あれ!?様子がおかしい!となった時は

夏や冬、うっかり熱中症にしてしまう状況はこのようなものが多くシーズンによって対策が異なります。


夏の場合「外出から帰宅した時に文鳥の様子がおかしい」

冬の場合「夜にヒーターで温め過ぎて、起きたら弱っていた」

など、ヤバイ!!となった時にはまず速やかにお水を飲ませてあげてください。

文鳥の体が暑い場合は自分の手を濡らして、羽などをすこしぬらしてあげます。また文鳥はくちばしと羽から体温調節を行いますので足を少し水で濡らしてあげるのも効果的です。(※氷水などで極端に冷やすことは絶対にNGです。)



自宅でできる熱中症の予防方法

まずは基本として、室内やケージ内が高温にならないよう注意することが一番大切です。

未然にできる対策としては、エアコンや扇風機を上手に活用してうまく部屋の中の空気が循環するように環境づくりをします。室内飼育している方がほとんどだと思いますのでまずは「放っておくと熱射病を起こす環境で飼育している」という自覚を持ちましょう。

特に夏場のお出かけは温度管理に気を使いましょう。ペットカメラを設置して定期的に様子を見てあげることも安心材料の1つになりますよ。室内の環境対策については基本的には夏の暑さ対策と同じで大丈夫ですのでこちらの記事も参考にしてください。

また空気の循環のほかに直接的に体を冷やせる水浴びもとても効果的です。

水は常に新鮮なものを用意しますので、お風呂は放鳥時の楽しみにするのもいいかもです。見ている側も涼しくなれますよ〜。

自宅に持っておきたい文鳥の熱中症対策グッズ

やっぱり基本は水浴び!水が飛び散らない屋根付きのものがおすすめ。
(小型犬がブルブルしたくらい水しぶき飛びます笑)

ネクトンSは熱中症に直接効果があるわけではありませんが、ビタミンやミネラルが豊富な栄養剤です。普段から飲み水に混ぜたりご飯に振りかけることで栄養補給をサポートしてくれます。

落とし穴!文鳥は冬でも熱中症になる!

冬にヒーターは必需品です。

文鳥を始め、小鳥は寒さに弱いという認識がある方は多いと思います。よって冬はヒーターなどで保温に努める方もいらっしゃると思います。

ただ、保温ヒーターをつけたままケージにお休みカバーをかけた場合などは想像以上に室内の温度が上がり40度を超えてしまうことも。朝起きてカバーをとったら熱中症になっていた、なんてことも起きる可能性があります。ヒーターを使う場合はサーモスタットもセットで購入し、適温をキープすることが大切です。

まとめ

熱中症を起こす温度は個体差があります。先代の子は大丈夫だった、同じ環境なのに2羽のうち1羽だけ熱中症になっていまった、ということも多発します。普段からケージに温度計を設置しそれぞれの子の適温を把握して、快適な環境をつくってあげましょう。

コメント

  1. […] […]

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