【書籍レビュー】「文鳥のヒミツ」グラフィック社【おすすめ本】

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基本のくらし

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文鳥の飼育本、たくさんあるけどどれを読めばいいの??

リトチキ
リトチキ

今回お勧めする本は、是非手元に置いておいてほしい!

日本一の小鳥専門病院の院長先生が書いている本だよ!

今日紹介する本は、文鳥を飼っている人もこれから飼おうと思っている人も是非一度読んでみてほしい一冊です。

飼育本「文鳥のヒミツ」の基本情報

  • 単行本: 144ページ
  • 出版社: グラフィック社
  • 発売日:2021/3/8

すでに文鳥の飼育書を持っている人にも手にとってほしい、最新の飼育のヒントがたくさん!
体の仕組みやかわいいしぐさのヒミツを生物学的な視点でわかりやすく解説。
日本で手に入る、文鳥におすすめのペレット(総合栄養食)図鑑も掲載!
発情対策や自宅でできる応急処置など、気になる飼育の最新情報が満載。
文鳥のことをより深く知れる1冊です。

amazonより引用

※大好評につき重版5刷決定だそうです。(2022年6月現在)

著者について

横浜小鳥の病院院長。鳥専門病院での臨床研修を経て、1997年にインコ・オウム・フィンチ、その他小動物の専門病院を開院。鳥類臨床研究会顧問、日本獣医エキゾチック動物学会、日本獣医学会、Association of Avian Veterinarians所属。

amazonより引用

こちらの病院の院長先生が書かれています。

難しい説明を書きましたが、この本の著者は日本一と言われている小鳥の専門病院「横浜小鳥の病院」の院長先生である海老沢先生です。なんといっても我が家の茶々もこの病院で命を救っていただいています。(それからと言うもの、私のなかでこの病院の先生たちの信頼が爆上がりなのです笑)

 



切り口斬新「文鳥のヒミツ」レビュー

ここからは私が読んだ感想をさくっとお伝えしていきます。

いい感じのソフトカバーの表紙。

まずページを開いて思ったのは、写真とシンプルめなイラストがページの多くを占め、余白やフォントのつかいかたなども今時っぽいページ構成だなということ。要するにひと昔前の飼育本と違い、とてもおしゃれで可愛いです。部屋のインテリアにも馴染みそう。

文鳥の飼育本といえば、イメージするのは

餌について
・水浴びについて
・病気について

etc…みたいな感じでしたがこの本は一味違います。

目次にあるのは
・おもち姿のヒミツ
・おしりのヒミツ
・ももひきのヒミツ

お?おお…?


最初に見たときは「もしかしたら期待してたより浅い内容かも」という印象でした。ですが読んでみてびっくり。ポップなタイトル、写真いっぱい、短い文章、あちこちにイラストという仕様とは裏腹に短い文章で的確に確信をついてくる感じ!でした。学術書的なものだったりガッツリ専門的な本を期待しているとがっかりするかもしれませんが、文鳥を書い始めた方も文鳥玄人の方も網羅できる書き方だなあと思いました。

文鳥と暮らしていると気持ちや表情、好き嫌いはわかるようになってきます。ただ体の構造や栄養、ホルモンのことなどははっきりとはわからないものです。そういう点に関しては、小鳥の病院の先生の視点で的確にかつシンプルに教えてくださいます。これが嬉しい。

飼い主の文鳥飼育の経験に、専門知識をさらに付け加えてくれる感じの本です。

文章から鳥好きが漏れ出ている

そして私が一番気に入った点は「文章から鳥好きが漏れ出ている」ことです。読んでみた印象としては、飼育本というより文鳥と一緒に暮らす本、といった印象を受けました。そして、日本一の鳥専門病院の院長先生が書いているにもかかわらず、文章がすぐに鳥視点になっちゃう。文章の所々でほっこり癒されます。

まとめ

初めて文鳥を飼う人には是非読んでほしい1冊。

初めての人がこれを1冊読んで文鳥をお迎えするというよりは、基本の飼育本をある程度読み込んでからこちらの本を読めば大体の知識は網羅できるかな、と思います。

また、文鳥飼育歴が長いと自分の経験に頼りがちになってしまいます(私もそうでした)そんな時もこの本で専門知識を取り入れて自分の経験にプラスアルファで役立てられればいいなと思います。

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