小鳥を診てくれる病院は少ない
小鳥の病気に関する知識を持っている病院は想像以上に少ないです。「犬・猫・鳥・爬虫類…」と書いてある病院はあまりおすすめしません。犬猫の診察がメインで、小鳥の病気に対しては知識が浅いことがあります。体調が悪くても、保温してビタミン剤を処方されるだけのことも。
小鳥の専門病院は全国各地にありますので、ご自宅から一番近いところを確認しておきましょう。
ちなみに我が家は幸いにも全国的にも有名な「横浜ことりの病院」が通える範囲にあるのでそこに通院しています。緊急入院した際の記事はこちら。病院の対応など参考になればうれしいです。
お迎えしたら元気そうでも健康診断!
鳥専門店など知識のあるショップで購入する場合は併せて鳥専門病院もおすすめしていただけますので、ご自宅から少し離れていたとしてもそこに連れて行ってあげてください。犬猫を見られる動物病院が近所にあるから大丈夫、という考えは大間違い!鳥専門の病院で診てもらうようにしましょう。
ペットショップで他の鳥たちとの共同生活をしているなかで、感染症や細菌をもらってしまっていることがあります。(30〜50%の確率で細菌をもらっていると言われています)健康診断では、体重測定やそのう検査、触診など全体的に文鳥の体に異常がないかをチェックしてもらいます。より詳しく検査をする場合は血液採取なども可能ですが、ヒナの場合は体力を消耗してしまうのである程度大きく体もしっかりとしてから受けることがお勧めします。
お迎え後の健康診断で感染症を持っているようならお薬をもらい治療します。早めに対策すれば完治することがほとんどなので落ち着いて投薬してくださいね。
鳥が診れる病院を見分けるポイント3つ
ペットショップで病院を紹介してもらえなかった場合は自分で探す必要があります。最近では「鳥 専門病院」で検索すればたくさんヒットするのでその中から探すのがいいと思いますが、何点かチェックポイントをご紹介します。
1.サイトに小鳥の病気に関して情報を記載している
病院のサイトを閲覧して、鳥の病気に関する情報や治療費が明確に記載されていれば専門知識があると判断できます。「犬猫のほか鳥も診れます」という書き方の場合は私だったらパスします。
2.待合室に小鳥が多くいる
専門性の高い病院の場合は小鳥が多く集まります。症例数が多くなればさらに専門性が高まるということ。小鳥の飼い主の信頼度も見ることができます。
3.体重を測ってくれる
小鳥の健康診断で体重測定は必須です。体調が悪いことで羽を膨らませていることもあり、小鳥は目視で体格がわからないものです。平均より痩せている、太っていることから判断できる病気も多いです。
4.小鳥の保定がうまい
先生の手元にも注目しましょう。小鳥の診察や爪切りに保定は必須。小さい小鳥をしっかりと保定するのは毎日触れ合っている飼い主でも苦手な方が多いもの。慣れた手つきでささっと保定できる先生は経験がある印です。さらに保定したままササっと爪を切ってくれれば、さらに信頼度爆上がりです。
犬猫をメインにしている病院の場合、持ち込んだカゴから文鳥を出すこともなく様子を見るだけで「ビタミン剤を出すのでお家で与えてくださいね」で診察が終わってしまうこともあります。
まとめ
いかがでしたか。病院は慌てて探すと大変です。あらかじめ健康診断などをして最寄りの鳥専門病院を探しておきましょう。また、先生の診察を診て少しでも違和感を感じたら違う病院に変えるのも大アリです。(我が家は一度それで文鳥の命が救われたので、転院は心から賛成です!)
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